クイ語（ISO 639-3: kvd）は、インドネシア東部のアロール島で話されている言語です。ティモール・アルール・パンタル諸語に属する言語です。話者たちは自らをMasinと呼び、言語をMasin Lak（マシン語）と呼んでいます。話者は元々はレラバイン村(Lerabain)を中心に住んでいましたが、現在その多くは近くの村であるブラガBuragaやアロール島の中心地に近いモルMoruに居住しています。人口は833人（Katubi 2013）とされています。クイ語から地域共通語であるアルール・マレー語への言語シフトが進んでおり、話者数は年々減っています。クイ語は、Lego-legoのような口承文化を含む言語文化遺産の研究対象となっています。

Mee語は、インドネシアのパプア州（インドネシア領ニューギニア）の西部に位置するパニアイ県全域で話されています。この言語は、外部ではEkari（エカリ）やEkagi（エカギ）として知られ、過去にはKapauku（カパウク）とも呼ばれていました（Doble 1984: 56）。

本ウェブサイトでは、自称である「メエ（Mee）」という名称を使用しています。 メエ語は、一般にパプア諸語と呼ばれるグループの一つで、トランス・ニューギニア語族に分類され、特にパニアイ湖群（Paniai Lakes group）に属しています。パニアイ湖群には、以下の5つの言語が含まれます： AUYE [auu] Dao [daz] Mee（Ekari [ekg]） Moni [mnz] Wolani [wod] （Palmer 2017: Kindle版 No. 2186–2192） 
Lewis et al. (2013) および Simons & Fennig (編) (2018, Ethnologue 第20版) によると、話者数はおよそ10万人とされており、この地域では比較的多くの話者を持ち、安定した言語コミュニティを維持しています。

トンサワン語は、インドネシアのスラウェシ島北端の山岳地帯で話されているオーストロネシア系の言語です。歴史的に孤立した場所に伝統的に居住していることもあり、ミナハサン語の中でとりわけ独自の発達を示している言語です。この言語のコミュニティは百年以上も前から、マレー系のクレオール言語（マナド・マレー）へシフトしつつあります。子どもたちはもはやトンサワン語を習得することはなく、話し手は中高年に、それも家族や仲間内での会話などに限られています。